遊びの中で育つ「感覚的な遊び」

「数字を覚える」と聞くと、ドリルやカードを思い浮かべるかもしれません。

幼稚園ではもっと感覚的なアプローチを大切にしています。
例えば、数字の積み木。
この積み木、ただの数字が書いてあるだけじゃないんですよ。

驚くべきことに、数字の積み木は、「1」の積み木と「2」の積み木を並べると、「3」の積み木の高さになるように作られています。

数字が大きくなるほど積み木の高さも大きくなるように設計されているものが多いんです!

子どもたちは、この積み木を手に取り、並べたり積み重ねたりする中で、自然と「高さと大きさが比例する」という感覚を身につけていきます。

「10」も大きいけれど、「20」ってこんなに大きいんだ!とか、頭で考えるより先に、手や目で感覚的に理解していくんですね。

五感をフル活用!木の温もりも学びの一部

さらに、木の積み木を使うことには、たくさんのメリットがあります。

子どもたちは、積み木の木の質感や重さ、木の香りを感じながら遊びます。

これは、視覚だけでなく、触覚、嗅覚といった五感を刺激することにつながります。
五感をたくさん使うことで、子どもたちの脳は活性化され、より豊かな学びが実現します。

木の温もりを感じながら数字に触れることで、数字がただの記号ではなく、もっと身近で具体的なものとして心に残るんです。
「やらされた感」なく、夢中で遊び込む中で得られる学びは、子どもたちの好奇心を育み、考える力を伸ばします。

遊びを通して、子どもたちは楽しみながら、生きる上で大切な感覚や概念を吸収して欲しいです。

幼稚園では、これからも遊びの力を信じて、子どもたちの豊かな成長をサポートしていきます。

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