『年長組のお泊まり会』①  ~はじめての「100円買い物体験」駄菓子屋さんへ行ってきました!~

お泊まり会のワクワク体験のひとつとして、年長組のみんなで駄菓子屋さんに100円を持ってお買い物に行ってきました。
ただの買い物…と思うかもしれませんが、子どもたちにとっては「自分で選び、自分で決める」大きな冒険です!

自分で選ぶって、けっこうたいへん!
「これもほしいけど、こっちもいいなぁ」
「これにしたら、あと何円残る?」
限られた100円の中で、子どもたちは一生懸命に頭を働かせていました。
ひとりひとりが“自分なりの選択”を楽していました。

「これ、ください!」の一言に、成長がぎゅっとつまっていました!
お店の人に自分で商品を渡し、「これください」と言ってお金を払う体験。
当たり前のようで、子どもたちにとっては大きな一歩です。
緊張しながらも、しっかり伝えようとする姿や
「ありがとう」と笑顔で言われた時の、ちょっぴり照れたような表情。
こうしたやり取りの中で、人と関わる力・社会の一員としての感覚が育ってくのでしょうね。

買ったあとも、学びは続きました。
「買いたいけどお金が足りない」「我慢して別のものを選ぶ」
そんな体験からも、感情のコントロールや調整力が育っていきます。

お泊まり会だからこそできた、特別な体験です。
お泊まり会は、年長組にとって「自分のことは自分でする」自立への一歩。
その中にあるこの買い物体験は、子どもたちの主体性や判断力をさらに後押しするものでした。
保護者の方と離れて過ごすからこそ、自分で考えて、自分で選び、やりきる姿がより輝いて見えました。

「100円の買い物」――大人にとっては小さなことでも、
子どもたちにとっては自信や達成感、社会とのつながりを感じる大きな一歩です。
これからも、園の中だけでなく、地域や社会とつながる体験を大切にしながら、
「生きる力」を育んでいきたいと思います。
保護者のみなさまには浴衣や甚平の準備をありがございました。脱ぎ着も練習していただきスムーズでした!

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