朝夕と冷え込む日が増えてまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本園には、満3歳児クラスがあります。
在園のお兄さん・お姉さんたちに見守られながら過ごすその子どもたちは、まるでキラキラと輝く原石のような存在。

幼稚園の大切な宝物です。

その子どもたちは、誕生日の時期による成長の違いを感じながらも、それぞれのペースで日々を過ごしています。

4・5月生まれの子どもたちは、すぐに誕生日を迎えるため、「できることが増えた！」という自信を持ちやすく、年上の子どもたちの姿に刺激を受けながら、いろいろなことに挑戦しようとする意欲が高まっていきます。
一方で、まだ誕生日を迎えていない子どもたちは、周りのお友だちに憧れを抱きながら、「自分もできるようになりたい！」というはつらつとした気持ちを全身で表現してくれます。その姿がとても愛おしく、私たちの心をあたたかくしてくれます。

日々の中で、子どもたちは「自分らしさ」を少しずつ見つけ、自己肯定感を育んでいます。
このような成長の土台をつくる場として、未就園児クラス「つぼみキッズ」「つぼみキッズロング」があります。

初めての集団生活に向けて、安心できる環境の中で人との関わりを楽しみながら、基本的な生活習慣を身につけていきます。
「できた！」という喜びや、「やってみたい！」という気持ちを大切にしながら、私たち教職員は一人ひとりの挑戦をみんなであたたかく応援しています。

この時期の経験が、満3歳児クラスへのスムーズな移行を支え、子どもたちの人間形成の大切な土台となっていきます。
ご家庭と幼稚園が手を取り合いながら、お子さまの成長を一緒に支えていく――
それが本園の大切にしている姿勢です。

いつもあたたかいご理解とご協力をありがとうございます。