先日、年長組がアート先生と一緒に、色の三原色であそびました。
赤、青、黄。
たった三色から始まった時間は、子どもたちの手の中で次々と色を変え、2時間があっという間に過ぎていきました。
「見て見て、オレンジ!」「はだいろ!」

「ぶどうの色だ!」予想もしなかった色が次々と生まれます。

どの子のパレットにも、同じ色は二つとありません。
「おじゃまします」そう言って、隣の友だちのパレットの色をもらう。
すると、その瞬間、新しい色が生まれます!

正解を求めず、上手も頑張るもないこの時間だからこそ、子どもたちは自然と相手を受け入れ、自分の世界を広げていくことができたのだと思います。
隣では先生が、ただ見守っていました。
手を出さず、口を出さず、子どもの発見を信じて待つ。

2時間後、子どもたちの手は絵の具で色とりどり。そして、どの子の顔も、同じように輝いていました。

「アトリエのある幼稚園」それは、特別な設備があるということではありません。
子どもたちが自分の感覚を信じ、自由に表現し、互いの個性を受け入れ合える場所。そんな空間が、日常の幼稚園の中に自然と溶け込んでいること。
年長組が生み出した色や形は、やがて年中組や年少組の手に渡り、新しい遊びや発見を生み出していくことでしょう。

いつもありがとうございます。


